ひげふじのしごと 『2008 NHKテレビ こんにちは。いっと6けん』
更新 2008/12/26
NHK TV 横浜局 編集『こんにちは。いっと6けん』 2008/12/02 (火曜日) 11:34-11:39 『川崎の魅力を切り絵で表現』 きりえ 「かわさき私景」 放映 |
-01 東京スタジオ
番組後半は神奈川県内の話題からです。こちらにある、きれいな切り絵についてです。
-02 横浜スタジオ
これは、川崎市にお住まいの切り絵作家の藤田正俊さんがつくった、切り絵です。
川崎市宮前区の八幡神社を描いたものですが、なんとも温かみがありますよね。 こうしてみると、紙を切っているところと、そして重ねて貼っているところところがあるんですよ。 藤田さんの切り絵つくりを取材してきました。 -03 白鳥神社前スケッチ
川崎市麻生区にお住まいの切り絵作家藤田正俊さんは、切り絵つくりを始めたのは今から30年程前からです。
-04 中原区常楽寺まんが寺
最初人物が中心でしたが、地元の神社やお寺に魅せられたことから、川崎にまつわる切り絵作品を作りはじめました。
-05 多摩区多摩川上河原堰堤
藤田さんは、これまでの12年間で263点の「かわさき私景」切り絵作品を制作しました。
-06 白鳥神社社頭インタビュー
ひげふじ-地元に住んでいなければ、切り絵にすることができないもの。又 地元に住んでいて、いろんなものが発見できる。ということです。
遠くの観光地に行ってみるのもよいですけれど、自分の足元をみるということ。自分の足元から始めるということですね。 -07 多摩区多摩川上河原堰堤 制作カッテング。
切り絵の創作はまず下絵を描くことからです。それを薄い紙に赤サインペンで転写して、黒い紙と一緒に切り抜きます。
下絵を参考にして、輪郭にあたる部分を切り取ってゆきます。 ひげふじ-手仕事ですからね、少しずつしか出来ないんですよ。
切り絵の輪郭が出来上がりました。川の水面の反射や波やボートまでも、表現されています。
そして、写してきたデジカメ写真などから色彩をきめ、色の付いた紙を切り取って、貼り付けます。 ひげふじー雲は輪郭線がはっきりしませんから、輪郭をちぎって貼ります。
雲の様子は紙をちぎって質感を出しました。今度はふわふわとした線を切っています。何ができるのでしょうか。
秋の象徴として、すすきが切り絵に添えられました。 ひげふじー写生的に木版画的な表現も出来るし、自分のイメージを持ってきて抽象的なものもできるし、
表現はかなり多様化したものができる。それが切り絵の楽しさですね。 -08 麻生区 白鳥神社秋祭り
ここは藤田さんの自宅から15分位のところにある白鳥神社です。秋祭りを切り絵で表現した作品です。
藤田さんが色鮮やかな切り絵を作るようになったのは、こうした川崎の昔からの行事を残したいという思いからでした。 -09 高津区 二ケ領用水円形分水場
ここは江戸時代、農業や生活のための用水をひいた名残の二ケ領用水です。
藤田さんがここで作品を作ったのは、12年前でした。以前は工場跡の空き地だったところに、高層マンションが建っています。 -10 麻生区 新百合ヶ丘駅南口広場
川崎市はここ20年程、人工増加が続いています。市内には大型商業施設やマンションが次々と建てられています。
-11幸区 ミューザ川崎シンフォニーホール
そこに集まる若い人たちの、あでやかないでたちです。
-12 幸区ラゾーナ四季の道
地元にいるからこそ分かる変化。藤田さんは変わり行く街。川崎とそこに住む人たちの情景を、表すことが切り絵の魅力だといいます。
-13 麻生区新百合ヶ丘駅南口広場
ひげふじー私が切り絵に始めたほんの10数年の間にもう無くなったものがあるし、今どんどん造られているものがあります。
そういう歴史のなかの、川崎という地域のなかの、ひとつを切りとることができれば、良いかなと思っています。 いつが完成・終わりになるか、判らないですが。 -14 多摩区多摩川上河原堰堤 制作カッテング。
切り絵を通して川崎の街の移り変わりをみつめてきた藤田さん。これからも川崎の情景を表し、描き続けてゆくことでしょう。
-15 東京スタジオ
それぞれの切り絵作品に、いろいろな表情があって、藤田さんの川崎への思いやりが、伝わってきますね。
-16 横浜スタジオ
そうですよね。藤田さんが今までに制作した「かわさき私景」の切り絵は263点ですが、作品を作るたびに創りたい風景がさらに増えてゆくそうです。
次に創りたい風景は変わりつつある湾岸だそうです。
これからも藤田さんの視点で見つめた川崎の魅力を、どんな風な切り絵で残されてゆくか、とても楽しみですね。 |
『きりえカット 川崎麻生郷 神社と寺院』 色紙判 33点 http://www.geocities.jp/higefuji2767/asao-jisya.htm |
きりえ作家の最初に取り組んだきりえ作品シリーズが、この地元麻生区の神社と寺院です。川崎市北部のこの地域は、鎌倉時代の麻生郷が区名にされたように、神社や寺院は鎌倉時代からの系図が繋がっています。 地域の地図を便りに寺社を求めて歩き回り、境内の中からきりえカットになるものを探し出し、言葉を添えて色紙に構成した。 色紙サイズは作品にするのに手ごろな大きさで、それなりの内容が表現でき、展示したときも見映えがするきりえが作成できたと思っています。 きりえの骨子となる黒切り枠を二枚同時に切り抜き、一枚は色彩で仕上げて色紙判きりえ作品とした。もう一枚は、B4画用紙に貼り付け、カーボンコピーで縮小して、シルクスクリーン版画の版下にし、絵葉書セットを作成した。 この作品シリーズを川崎市主催の「新百合アート市」に展示したことから、川崎市発行の文化誌「クォータリーかわさき」へ『かわさき私景』の掲載へと発展しました。 http://members2.jcom.home.ne.jp/higefuji/kawasaki-01.htm |
「デジカメ作品交歓会」掲示板 http://www.c-player.com/ac59149 デジカメ・サークルの人たちから、いろいろとコメントをいただきました。 ありがとうございます。 |
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[845] NHK見ました From: ポンタロウ 2008.12.02 12:30:01 |
NHKでの、ひげふじさん観ました。きりえを製作している所、コメントをしているところ、 ひげふじさんらしい優しさのある映像でした。 きりえ展で「きりえは写真と同じように製作してはいけないんです」と言った言葉を思い出しながら観ていました。 その人その人の感性を出すということらしいです。素晴しい芸術家ですね。 |
[848] Re.NHK見ました From: じゅん 2008.12.02 16:58:06 |
11時34分から40分までの約6分間、ひげふじさんの作品の元となる、 川崎市麻生区を中心とした風景を下図にカッターで切り絵を制作する 過程が紹介され、また今後については湾岸のきり絵を作り残して行きたい とのコメントをされていました。 遠くに行くのも良いが、近くの地元の変わり行く原風景をきりえに残して 行きたいと、この10年で200数十点制作と紹介がありましたが、 川崎以外の作品を含め1,000点を越える作品の個展を、藤田さんは 昨年地元ミュージアムで開かれています。 いずれにしても、変わり行く首都圏をふくめた地域の原風景を何らかの 方法で残して行き、公開していく事は大事なことだと思います。 |
[850] Re.Re.NHK見ました From: MK 2008.12.02 20:00:08 |
番組みました。なんだか短かったですね。もっとたくさん放送すればいいのにね。 ひげふじさんはひげの手入れをしてからでたのかな? 作業の様子などがわかって、それなりに参考になりましたが・・ MK(木村) |
[852]Re.Re.Re.NHK見ました From: きんとき 2008.12.02 15:33:25 |
番組見ました、一応録画したんですが全部からカットできませんでした。 テレビの取材は短いですね。見事な髭が綺麗に写っていましたね。 |
<ひげふじさん>で検索したら こんなブロクがヒットしました。 |
先日のNHK TV 横浜局「かわさき私景」に出演された、ひげふじさんの切り絵に感動しました。 同じ川崎在住なのに知らなかった〜。 見慣れた風景が素晴らしい切り絵に変身していました。。 http://blog.goo.ne.jp/summerlake_july/e/9031e7596922deb8cfa4293dcdd74e93 |
2008/11/26(水曜日)NHK TV 横浜局 「かわさき私景」ロケ -1) 高津区 二ケ領用水 円筒分水場 -2) 麻生区 新百合ヶ丘駅南口広場 -3) 麻生区 白鳥神社 |
-1) 高津区 二ケ領用水 円筒分水場ロケ http://members2.jcom.home.ne.jp/higefuji/kawasaki-02.htm #高津区二ケ領用水分水場 |
-2) 麻生区 新百合ヶ丘駅南口風景ロケ http://members2.jcom.home.ne.jp/higefuji/kawasaki-01.htm #麻生区新百合ヶ丘駅南口風景 |
-3) 麻生区 白鳥神社 秋祭りロケ http://members2.jcom.home.ne.jp/higefuji/kawasaki-05.htm #麻生区白鳥神社 |